抱き付いた古い2スト・エンジンでは、しばしばピストンヘッドの揺動音が出ますが、前回は、ちょっと音が大きかったので、問題のセンターシリンダー壁を再研磨し、ピストンリングとクランクスモールエンドのベアリングを交換しました。再研磨はやり過ぎると、元も子もなくなるので、挑戦される方は、くれぐれも慎重に&自己責任で。
注意深くエンジンを組み、再度、エンジンを始動します。おお!最初よりヘッドの揺動音が、かなり減っています!これは嬉しい!古い2ストエンジンは素人イジリで何とかなるのがイイですね。
ナンバープレートを取り付け、後は、アイドリング調整とオイルポンプの動作確認です。エンジンをかけ放しにするこの作業を屋内でやると、煙で大変なことになるので、外に出して作業しました。
「ゾイルは、受験生にとっての天神様の御守りみたいなモンだ。合格すればお参りして良かったね、
入れといて、焼き付かなければ良かったね、てな。」
入れといて、焼き付かなければ良かったね、てな。」
いつものよくわからない理由でしたが、入れることにしました(←あんまり深く考えていない奴)言っていることは、ともかく、整備の腕は確かな人です。アイドリング調整が終わったら、ブレーキの確認と、ガソリン給油をせねばなりません。
まずは命に係わるブレーキから。その辺をゆっくり走って、ブレーキが効くか否かをチェック。うん。ちゃんと止まります。W400流用のブレーキマスター&オリジナルのキャリパーも良い効き具合です。
スタンドでガソリンを入れたら、近所を一回り。右折レーンで信号待ちしていたら、直進レーンにいた軽ワゴンのドアがツ~っと開いて、こっちを見て、お爺さんが何か言おうとしています。もしや、昔、マッハかKHに乗っていた人で、懐かしい~とかの熱いメッセージか?と思っていたら、
「おいおい、煙!煙! 煙出ているよ!」
「アンタのバイク、エンジンが爆発するぞ!」
「おいおい、煙!煙! 煙出ているよ!」
「アンタのバイク、エンジンが爆発するぞ!」
流山名物のおせっかい爺ですね(笑)え~、すいません、これで普通なんですよ。そう言えば、最近のバイクって、排気煙モクモクってまず見ないですね。