GUMKA工房記

武蔵野線新松戸~南流山の中間辺りにあるGUMKAミニチュアの備忘録を兼ねたブログです。

2011年04月

思ったより時間がかかりましたが、なんとか完成です。

今、香港の会社から、プラモデルの開発仕事が来ており、
昨日までは結構、忙しかったのですが、先方が
耶蘇受難節(イースターをこう表記するらしいです)で、
月曜まで連休となったので自分の模型が作れます。

なんで社会主義の中国でイースター?と不思議かもしれませんが、
中国へ返還前の英国領時代の名残で休日だそうです。


この部品、始める前は、漠然と表側を型取りして、
加工すればできるかと思っていたのですが、
よく見たら、全然、違う形で、一から製作となりました。

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あとは、フロントブレーキの中間ジョイントと、テールカウルのグラブバー、
なんとか、この週末~月曜日に終わらせたいですけど、はたして…

購入時から、ハンドルロックはキーを差しても回らない状態でした。

キーシリンダー本体が替えられて、メインキーでは回らなくなっているのは、
中古車では間々あることなので、
確認すべく、ハンドルロックの蓋を止めている圧入ピンを抜きましたが、
肝心のキーシリンダー本体が外れません。

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これって蓋を外せば、奥にスプリングがあって、
簡単に抜け出る物だと記憶していたんですけど、
私の勘違いですかね?

何か、特別な外し方があるのでしょうか?
どなたか詳しい方いませんか?

買い物に行く途中、誰かに見られている気配が…

辺りを見回すといました。

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飼い猫らしい貫禄がありますね。


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オマケは、香港で見た香料入れ。
この中に香料を入れて、部屋に置きます。

それなりの値段(3000円くらい)でしたが、この絵柄は??
たぶん、猫のつもりですよね?

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店員の御姉さんは、「ハンドペイント」とPRしてました。

嘘ではないとわかりますが、小学生の落書きみたいで、
ありがた味がない絵です。

香港から帰国後、普段とは違う仕事が入り、変に忙しく、
H2の原型に触れないまま。

ゴールが見えかけているのに作業ができないと、ヤキモキしますよね。

んで、作業再開です。
まずは、フロントディスクブレーキキャリパーの反対側。
この部品は、すっかり忘れていました。

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前回のブレーキオイル分配器はダブルディスク用でした。
取材したH2が、これを付けていて、片方をボルトで止め殺していたので、
こういう物だと思っていたのですが、メーカーオリジナルでは、
T字レンチに似たシングルディスク用だそうで、
さっそく、それをを作ります。

左右に分配する機能はないので、単なる中間ジョイントですね。

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友人のY氏が、昔、上司と地方出張したときの話です。

仕事が終わって食事がてら、飲みに行き良い気分になって、繁華街をフラフラしていると、

「御兄さんたち、ちょっと遊んでいかない?」

客引きのオバさんが声を掛けてきました。酔っていることもあって、ひやかしがてら、

「オバさん、若くてキレイな娘、いる?」

オバさんは笑顔で答えます。

「どっちかにしなさい。両方はダメ。若いかキレイかどっちか」

つまり、容姿は今一つな若い娘と、御年を召した美人しかいないと。

実に正直な商売です。


さて、今日、街でみつけた看板です。もうこれだけで、女将の風貌や体型を想像できますね。

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これまた実に正直な商売です。
シャッターには貸店舗の張り紙が…正直が過ぎたのでしょうか??

午後8時になると披露宴会場へ。

とにかく広い会場でした。なにせ、300人以上の招待客ですから、
日本の標準的な結婚式会場の軽く3倍はあります。

音楽は全て生演奏。途中にプロ歌手の生唄もあります。

式は、新郎新婦のスピーチで始まり、若い二人の前途を祝して乾杯。
昼間に行われた式の様子の上映があり、ゲストスピーチが始まる頃、
晩餐メニューが運ばれます。

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私のテーブルはNo.18で、ヨーロッパ勢と、
リャン社長の会社の技術・開発系スタッフと一緒でした。

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写真中央は、オーストリアからのペピ御夫婦。
イタレリが社名変更する前のイタラエレイ時代からの販売代理店で、
小さなメーカーだった同社を支えて成長させた方。
日本の模型メーカーにも友人が大勢いらっしゃいます。
今はドラゴンの欧州代理店をやっています。
イギリス植民地時代の最後の香港総督に似ているそうで、
香港人出席者の間で人気者でした。

以前、リャン社長が社運を掛けたティーガーI重戦車の開発のために、
地元の金型会社からヘッドハントされ、入社後はドラゴンの金型技術を一気に押し上げた、
「神」あるは「金型鬼」こと、マーク御夫婦とも同じテーブルでした。

あと数か月で実現する金型製作法と、
数年間、研究中の金型技術について、式の最中に、こそこそと。
あまりにおもしろい話だったので、ゲストスピーチの幾つか聞き洩らしました。

すいません!

香港の普通の結婚式では、丸テーブルに料理が置かれ、
各自が勝手に取りますが、ここではウエイトレスとボーイが料理を運んでくれます。
結婚式には欠かせない、子豚の焼き物、ホラ貝、アワビ、ナマコ、
ハタがお皿に盛られ、一品づつ時間を掛けて進みます。

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ハタは普通は白~灰色ですが、おめでたい赤いハタを数日前から集めさせて、
今日の披露宴に備えたそうです。(・`д´・;)ス、スゴイ・・・。ありがたや、ありがたや、
お味もおいしゅうございました。

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ちょっと困ったのはアメリカ人のスピーチ。
どうも彼らは、こういう場では、アメリカンジュークを言う習慣らしいのですが…
これが全然、おもしろくない。私の英語力不足だからかな?
とも思ったのですが、同テーブルの欧州勢も冷たい視線。

それが5話も続き、さすがに会場全体に漂う「もういいよ~」の空気。
でも、アメリカ人を集めたテーブルだけは大爆笑していました。

笑いのセンスって、国民性が出ますね。
日頃、言わなきゃいいのにと思っていたディブ・スぺクターのギャグは
これに比べれば、まだ笑えます。

スピーチが終わると、新郎新婦が各テーブルを回って、挨拶をします。

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それが済むと、二人で社交ダンスの披露。二人とも上手でしたが、
生演奏のダンス曲を聞くと、欧州勢と香港セレブの方々は、じっとしていられないようで、
次々と、前に出て、舞踏会状態に。

さっきのアメリカンジョークとは別次元の文化の違いを感じました。

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披露宴の閉宴は午後11時でしたが、盛り上がり、みんながテーブルを立ったのは午前0時前。
出口で新郎新婦と、それぞれの両親が握手で招待客を見送ります。

ホテルに戻る車の中で、奥さんと「立派な式だったね」「来て良かった」を繰り返していました。


最後に披露宴での、ちょっとしたエピソードで締めます。

披露宴に末席ながら、リャン社長のお抱えの年老いた運転手が招待されていました。
こういう習慣なのかと社員の一人に尋ねると

「…普通のお金持ちは、お手伝いさんや運転手などの使用人は、こんな、おめでたい席には呼びません。
でも、あの運転手は、エイドリアンさんを子供の頃から、ずーっと知っています。
今日は、エイドリアンさんとの別れの日になるので。… まあ、うちの社長は変り者ですから。」

2005年、アメリカのアトランタであった大きな模型イベントで見た忘れられない光景があります。

自社の展示ブースを準備する際、レンタルの展示用ガラスケースが会場に搬入されるや、
バケツと雑巾を持って、社員の誰よりも早く、ケースを拭き始めたのがリャン社長で、次が社長夫人でした。
膝まづき、ズボンの汚れも気にせず、楽しそうにケースのガラスを内側から拭いていました。

やはり、この社長は単なる金持ちではない、変わり者のようですね。

(終)

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