GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2010年02月

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明日、幕張メッセで開催されるワンフェスに参加し、
750SSの原型展示をするので、今、原型を両面テープとプリットで、
展示用ケースに付けているところです。

輸送中の破損が心配な繊細な部品以外は、展示予定ですので、
会場にいらっしゃる皆様、どうか、お立ち寄りください。

新製品のバイクやAFVのレジンキットなどはないので、
倉庫に残っていたモスキットの排気管(AFV関係のみ)、
GUMKAのエッチング(全種はありません)
あと、処分キットを少々、持っていきます。

卓番号はC07-12です。お気軽にお声をお掛けください。
意外と反響の多かった猫、少し抜けたので、持っていきます。

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香港の地下鉄駅に貼ってあったエスカレーターの安全案内のポスターです。

「え?、ナイナイの岡村?なんで香港に?」

一瞬、思ったのですが、よく見ると、体格が良いし、どうも背も高そうなので別人の香港の男優さんだと思います。

それにしても、よく似ていました。

香港で見る日本の芸能人のポスターといえば、
夜総會などのナイトクラブや風俗店の新装開店用で、優香、熊田曜子、ほしのあき、蒼井優、松雪泰子などを見ました。もちろん、みんな無断使用です。

去年か一昨年、やはり香港で、浜崎あゆみが下着姿のポスターが街中に貼られていました。最初、見たときは、

「この格好じゃ、本人ってことはないな。そっくりさんか、加工品?
ナイトクラブや風俗店の新装開店にしては上品な写真だな?」

と思いましたが、なんと本人で、香港限定の下着メーカーの
PRポスターでした。

ワンフェスも間近なので、本来なら、猫の原型をシリコンゴムで型取りし、
量産しなければならないのに、猫の原型ノウハウが、わかり掛けてきたので、
つい、別ポーズの新しい原型を作っていました。
自分で言うのも何ですが、つくづく、ダメな奴ですね~。

結婚する前や子供が生まれる前は、有名人のヘッドとか、
動物とか作っていたのを奥さんは知っているのですが、子供たちは、全然知らず。

今回、猫作って、初めて「すごい!」と褒められました。
ちょっと嬉しかったな…


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今度は寝ているポーズ。

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今度は脚を伸ばしたポーズが作りたくなってきたけど、
それをやると、本当にダメな奴認定されるので、
よ~し、明日から型取りするぞ!

え?もうワンフェスまで、明々後日? 

立ち込める暗雲… 私、型取りや量産、苦手なんだよね…

自宅兼工房は、JR南流山駅と新松戸駅の中間地点にあり訪問される方には、どちらかの駅から電話してもらって車で迎えに行っています。

以前、奥さんの友人が遊びに来ることになりまして。奥さんが、いつものように「駅に着いたら、電話して…」と伝えると、送迎はいらないと言います。

彼女は、小さな駅で降りて、街並みを眺めながら、散歩するのが趣味だそうで我が家をネットで検索したところ、総武流山電鉄の小金城趾駅から、徒歩5分ほどで行けることを発見。いい機会なので、総武流山電鉄に乗ってみようと考えたそうです。

総武流山電鉄は、常磐線の馬橋駅と、流山の間を結んでいる全長5,7kmの全線単線の私鉄です。自動改札はなく、券売機でもSuicaもPASMOも使えません。鉄道会社で唯一、自社ホームページがないそうです。(註:記事を書いた当時の話で今はホームページがあります)

当日、JR馬橋駅から、総武流山電鉄に乗り換えるときホームには既に電車がおり、突然、発車ベルが高らかに。まだ切符も買ってないし、次の電車にしよう、その間にトイレに行こうと。訪問前に化粧直しをしたいし、用も足したかったそうです。

ところが、ホームの駅員さんは「さあ、早く、早く、電車が出ますよ。乗ってください!」と彼女を急かします。まだ切符を買っていないから、次でいいです、と返すと

「大丈夫、大丈夫。車内で車掌から買えますよ。さあ、早く、早く」

勢いに押され、つい、そのまま乗ってしまい、ドアが閉まります。本当に車掌さんが、切符を売りに来たそうで、びっくり。うわ~昭和だ~と感心していたら階段を駆け下りたせいか、急な尿意が彼女を襲います。

やがて、小金城趾駅に着いたので、用を足そうとトイレを捜すと駅にトイレはありません。仕方ない、駅前のコンビニでトイレを借りよう。ついでに訪問時の手みやげも、そこで買えばいいやと思い改札を出ると駅前広場にあるのはネギ畑とアパートだけ。コンビニもマクドナルドもありません。

結局、彼女は街並みを眺めながら散歩どころか必死になって、早足で我が家にたどり着き、来るやいなやトイレに駆け込む羽目に。


当ブログを御覧の皆様に小金城趾駅を御紹介します。

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駅の北口。常に降ろされたまま開くことないマツキヨのシャッターが街全体に哀愁を漂わせています。

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駅の南側には、川が流れています。土手は雑草生え放題。そのままの自然を大切にする鉄道会社の姿勢でしょうか?

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駅から南口の駅前広場には、川を越える歩道橋を使います。

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南口駅前広場には、コンビニもマクドナルドも喫茶店も何もありません。ちなみに写真撮影をしたのは、晩夏の土曜4時過ぎという、賑わいのあるはずの時間帯ですが人影はまばらです。地元の老人によれば、JR南流山駅までバスが通る計画があったそうですが見事に頓挫。理由は、この風景を見ればわかりますよね。

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南口駅前広場内で、どうどうと寝ている猫。普通の駅前は車が多くこんな格好で猫は寝られません。

まあ、平たく言えば、田舎の駅ですね。はい。

微妙度★★★☆☆

仕事柄、様々な加工屋さんや材料屋さんから、
営業がありますが、先日は、珍しく海外業者からの売り込みが。

実は昨年、長い付き合いだったホワイトメタルの注型会社が、
社長の高齢化と後継者の不在で、残念ながら廃業となりました。

我々にとっては困った問題なので、新規業者を捜すべく、
各方面に声を掛けていたのですが、なんと、それを聞きつけて、
ホワイトメタルの遠心注型とアルミの3D切削加工を請け負う、
台湾の企業から、コンタクトが。

「今、準備されている、1/12のバイクのお手伝いできますよ」

「高田さんは、戦車好き、と伺いましたので」

と、サンプルにくれたのが、1/16スケールのホワイトメタル製ツルハシと、
アルミ削り出しパンター用履帯。

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「これは、元々は、小さいスケールのプラモデルの部品を取り込み、
PC上で拡大し、遠心注型とアルミの3D切削加工しました。
我々の技術がわかってもらえると思います。」

う~ん、たぶん、技術的には素晴らしいのでしょうけど、
どうやら、ちょっと古めのキットを原型にしたようで、
その部品の切れが悪く、せっかく大きくしてくれても、
何だかな~、という感じなんです。

タミヤやドラゴンの最新作のパーツあたりを大きくしてくれたら、
「おお!」と盛り上がったのでしょうが、ちょっと残念でした、

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ワンフェスに750SSの原型展示をすべく、
前輪と後輪を組んでみました。

画像ではセンターのハブがレジン製ですが、
量産品ではメタル製になる予定です。

スポークは、いろいろ悩んだのですが、
組み立て易さを考慮して、
エッチッグを2枚張り合わせる方式にしました。
スポーク部を極力、細くして、
スポークらしさが出るようにしました。

リム部はアルミの削り出しです。

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