GUMKA工房記

模型の企画・設計と資料同人誌の販売をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。

2009年03月

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出来上がった原型は厳重に梱包して、注型業者さんへ。
約1ヶ月弱で量産完了の予定です。

部品の中でも、エッチングに関係するものは、
原型発送前に型取りをして、複製品を作ります。

この複製品を岡田さんに渡し、エッチングを設計してもらいます。
発売まで、インスト作製、完成見本、そして、部品が上がってきたら、
箱詰めと、忙しい1ヶ月となります。

私は型取り枠にレゴを使っています。今はGSIクレオスから、
専用製品も発売されているので、それを使ってもいいのですが、
同社製品の場合、良い製品は出してくれるのですが、
いつまで販売し続けてくれるのか不安なので、
未だに乗り換えず、レゴのままです。
これなら、歴史も長いし、トイザらスや、アマゾンなどで、
容易に入手も可能ですが、ちょっと値段が高いのと、
セットで買うと、使えないピースが、結構入っていることが、
モデラーには不満かも。まあ、本来の用途ではないので、
不満を言う筋合いではないのですが。参考までに。

本日午前中到着の問屋様・中間流通各社様の受注分を以って、
五式中戦車の生産予定数が全てが埋まりましたので、
製造元完売を宣言させていただきます。

御予約・御注文いただきました皆様、誠にありがとうございました。
一日も早い発売を目指し、一層、精進いたします。
発売まで今しばらくお待ちください。

高田 裕久

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本日、問屋様及び中間流通各社様に、
五式中戦車の御案内と注文書を送りました。

   品番と商品名: V-05 「1/35 五式中戦車」
  小売希望価格: 税込み¥26,250(本体¥25,000-)
  発売予定時期: 2009年4月下旬(連休前)
  生産個数: 300個(完全限定で追加生産はありません)

  ◎ 砲塔・車体など主要パーツはレジンです。
  ◎ 細部再現にメタルパーツを使用。
  ◎ 金属製砲身付き(主砲・副砲)
  ◎ 履帯・転輪・上部支持転輪はインジェクション製です。
   ◎ 前後フェンダーやマフラーカバーなどは エッチングパーツで再現。
  ◎ レジン部品数23点、メタル部品数83点
  ◎ このキットは上級者向けです。

*3月26日追記

 生産予定数は完売しました。御注文ありがとうございました。

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排気管同様、今までの出た五式戦車のキットと異なり
GUMKAの製品ではハッチを四式中戦車と同じにしてあります。

五式と四式中戦車では、キューポラの位置が左右異なりますが、
ペリスコープ取り付け部の位置関係やキューポラの形状を検討すると、
どうも、同じ砂型、正確には砂型用木型を使い、後加工していると
考えたからです。

未完成の戦車なので、一つの可能性と考えていただければ。

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南流山の工房に引っ越す際、原型は慎重に梱包したのですが、
やってしましました。アサカワ タケヲさんに製作いただいた
牽引ロープの原型が、一部破損していたのです。

さっそく、アサカワさんに謝罪の御電話をし、
幸い、寛大な方なので、快くお許しいただいたのですが、問題は補修。

現在、アサカワさんは、御本業のペンションに併設される
ログハウスを御自身で建設中(!)とのことで、お忙しい御様子。

かくして、御本人からお許しいただき、私がやりました。
ロープヘッドを流用加工し、ワイヤー部の作り直しですが、
アサカワさんからアドバイス頂いたように、
治具を製作してから作業に取りかかりました。

ハンダと格闘し、結局、丸一日を費やして完成しました。
これを、ホイホイ作るのですから、アサカワさんは、さすがです。

今回は皆様への告知です。

4月下旬の連休前発売を目指して、作業進行中の五式中戦車ですが、
本日、キャタピラのインジェクションパーツを検品したところ、
成型不良品が多数、見つかりました。

これまで生産総数をキャタピラのセット数から、
380個と発表してきましたが、どうも300個プラスαしかセットできないので、
個数を300個に下方修正させていただきます。

生産数が減るということは、総売上が減るわけですが、
この景気ですし、むしろ良かったのかな?とも考えています。

注文書は、今月中に問屋様・中間流通様に送りますので、
確実に入手を希望される方は、最寄りのGUMKA製品取扱店にて、
御予約を御願いいたします。

また可能性は低いとは思いますが、万一、予約数が生産数を超えた場合でも、
事情が事情なので、追加生産はできませんので、なにとぞ御容赦ください。

このブログでも、商品の内容について発信するようにします。

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