GUMKA工房記

武蔵野線新松戸~南流山の中間辺りにあるGUMKAミニチュアの備忘録を兼ねたブログです。

2008年12月

引っ越しは無事に終わり…と言いたいところですが、
信じられない事態が。

22日午前中に引っ越し業者のトラックが来て、
荷物を積み込み、市川を出発。

午後2時に新松戸の新居に着いてみたら、
同日朝までに終わっているはずのリフォーム作業がまっさり。
9月から打ち合わせを繰り返し、完成日と引っ越し日は、
何度も確認したのに、なんでこうなるの?!

つい三日前までは「土日返上作業で、絶対に完成します」
と大見得切っていたくせに、「いや、いろいろ手違いがありまして」
と、ヘラヘラしながらガキみたいな言い訳をする業者と大喧嘩(大怒)
とりあえず引っ越し荷物をリフォーム中の家の押し入れや倉庫に押し込み、
入り切らない分と人間は義父母の家へ。

結局、作業が終わり、電話やネットが通じたのは24日でした(大泣き)
もちろん、荷物のレイアウトや再搬入は、そのリフォーム業者持ちでやらせました。

今日は、いよいよ市川から松戸への引っ越しの日です。

11月末に店を譲渡し、私物の運び出しをして以来、
連日、箱に荷物を詰めていました。

プラモはあまりに数が多かったので、いつでも模型店で入手できるタミヤやイタレリ、ドラゴンのメジャーアイテムは処分しました。未開封・未組立ならヤフオクにも出品できますが、買ったとき「どんなもんかのう?」と幾つかの部品を切り離し、仮組みするので、思い切りました。だって、そうしないと片づかないんだもん。

模型は本当に引っ越しには不向きな趣味です。

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起動輪、誘動輪、マフラーなどの細部のメタル部品は、
3D CAD/CAMを使って、香港にて原型製作を行いました。

 当初、てっきり、日本の工場がやっているように切削マシーンを稼働しっぱなして、
サイコウッド(人工木材)の固まりを削っていくのだろうと思っていたのですが、
全然違っていました。

図面の入ったCDを国際宅配便で送ると、先方から、すぐに無事到着の返事、そして
「さっそく、オペレーターに図面を展開させるアルよ」
という意味深なメッセージが。

 この段階では、てっきり、ファイルが一部開けない箇所があるのかな?
まあ、共有ファイル形式で出力したとはいえ、CADもソフトやバージョンによっては、
うまく互換がいかないこともあるしね、などとデザイナーの岡田さんと話していました。

 ところが、その後、2週間経っても、切削を開始したという知らせがないので、
どうしたのかと問い合わせると、なんと、

「アイヤー、まだオペレーターに図面を展開させてる途中アルよ(意訳)」
ファイルを開く如きに、なんで、そんなに時間がかかるのか?と問うと

「なにを寝ぼけたコト言ってるアルか、ポコペンナ!アナタの図面、
とても複雑で、まともに全部を機械で削り出していたら、時間がかかりすぎて、
機械の電気代やらオイル代やら、お金が掛かりすぎナ!タから、
まず中国本土の工場のオペレーターに図面をパソコン画面上で、
バラバラに分解させて、削り易い形状にするアルよ。
そして、それぞれの部品を削り出したら、今度は、
それを職人の手で図面どうりの原型に組み立てるアル。
機械のランニング・コストよりオペレーターと職人の人件費のほうが、
ずーっと、ずーっと安いアル!これ香港・中国の常識ヨ!
だから今、まだ最初の段階アル。ニッポンじん、せっかち良くないアルよ!
長江の流れのように、悠々と...(以下略。全文、要約かつ意訳)」

という驚くべき回答が。うーん、人件費が安いとは聞いていたが、
まさか、これほどとは…。こんな手間と人件費のかかる方式を、
平成の日本でやった日にゃ、一体、いくらの請求書を書かれることか。
まさに中国、恐るべし!

 不安と期待が混じりながら待つこと、3ヶ月、続々と原型の写真が届き始めました。
問題がありそうな部品は再加工を命じましたが、今回は、いくつかを紹介いたします。

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 土浦にある陸上自衛隊の武器学校では、旧日本軍の八九式中戦車を稼働状態に整備し、去年と今年の基地祭で走行させ、ファンや関係者を大喜びさせてくれました。古い戦車が走ると、それだけで楽しいし、現代の戦車と比べると機械の進歩を感じることができます。

 さてさて、海の向こうのロシアでは、熱心なマニアのグループが実車のレストアではなく、鉄板を切り張りして実物大のT-26軽戦車を自作したそうです。T-26は戦前から生産されたソ連戦車で、ドイツとの戦争が始まったときには最多配備されていました。

この自作戦車、走行可能で、歴史再現の模擬戦などで活躍予定とのこと。もちろん、実弾は発射できません。

それにしても、凄い熱意です。ロシアのマニア恐るべし。

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今回、起動輪、誘動輪、マフラーなどのメタル部品は、
3D CAD/CAMを使って、マスター製作しました。

これは、各部品を3D CADで作図し、そのデータを使って、
機械加工で原型を完成させるのです。
これまでの手作り原型に比べて、寸法精度が高い物ができ、
データさえあれば、型取りなどしなくても同じ原型がいくつでも作れるメリットがあります。

この方法は国内業者から提案がありました。
そこの会社では、すでにキャラクター物や自動車のキットの原型を手掛けた実績があったので、
我々も興味を持ち、すべてのメタル部品を3Dデータ化する作業を始めました。

データが出来上がった段階で、先方に見積もりを依頼したところ、
小さな部品の中に多くのディテールがあるAFVの部品は、
1個あたりの CAD上の情報量が多いため、その金額は驚くほど高価でした。

この見積もり金額では、小売り価格が3万円を軽く超えてしまうので、
この業者をあきらめ、他業者を探し、結局、香港ルートで、
理想的な価格の業者を紹介してもらえました。

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 デジカメの写真整理をしていたら、珍しいバイクの写真が出てきました。2005年8月にアメリカのアトランタで開催された模型イベント、ドラゴン・エクスポ2005(DX'05)の会場に展示されていたドイツのツュンダップKS750です。

 模型の世界ではタミヤの商品名の影響からか日本では「ツェンダップ」と表記されることが多いですがKS750は、BMW R75サイドカーと共に第二次大戦中に軍用車として活躍しました。

 搬入時は、トランスポーターから降ろされた後、スタッフ数人に押されていたし、イベント中は柵で囲まれていたので、てっきり不動車だと思っていたのですが、イベントが終了したら、オーナー自ら、キャブ調整後、エンジンを掛けて、自走で会場を出て行きました。タンクにガソリン、入っていたんだ。

貴重なエンジン音が間近で聞けたので幸せでした。

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