先日、駒込に行ったとき、お会いした相手の方から「そうそう、駅の反対側に竹岡式ラーメンのお店があるんだよ。嚥下障害が良くなったら、ぜひ行ってみてよ」 と教えてもらいまして。
現在、脳血管障害の後遺症で発語障害(うまく話せない)と嚥下障害(うまく飲み込めない)を患っており、食事に2~3倍の時間が掛かります。ただ、最近は、リハビリの成果で、麺類あれば1.5倍程度のスピードで食べれられるようになったので、とりあえずお店を確認し、お店が空いていたら寄ってみるつもりでした。

店名は「竹岡式ラーメン 世良」。外から見ると「辛旨ラーメン ふじ本」と隣接しているように見えますが、中は同じ店舗です。
お昼時を過ぎた時間だったので店内にお客さんの姿はなし。これなら迷惑にならないかと寄ってみることに。
メニューは並(麺150グラム)と中(麺200グラム)で、あとはトッピング。私は、中+味玉を注文し、待つこと10分弱。

麺は乾麵ではなく、モチモチ食感の太めな生麺で、スープも真っ黒ではなく、濃いめな醤油ラーメンなので「このスープ、飲み干すと体に悪そう感」が軽減されています。刻みタマネギのカットも大きめなんで麺に絡むことはなく、レンゲでスープと一緒に飲むには最適でした。
丁度、私が、もうすぐ食べ終わる頃に、二人のお客さんが相次いで来店。一人は常連らしく「竹岡式の中をタマネギ抜きで」とオーダーしていました。そういうリクエストにも対応しているみたいです。
分類上は竹岡式ですが食べ易くなっているので、竹岡式原理主義者向きではありません。ただ、あの真っ黒いスープと乾麺の組み合わせは、どうしても食べ手を選ぶので、これはこれで有りだと思います。都内は少数派の竹岡式ラーメン店なので、なんとか頑張ってもらいたいです。
コメント
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しかし、竹岡式もヘルシー志向とは感慨深い。これも人口高齢化の影響なのでしょう。
グムカ・ミニチュア
が
しました
実は発症以来、初の外食でした。麺類は比較的、飲み込み易いとわかったので挑戦してみました。事前にお店が空いているか確認し、万一、完食できなかった場合は、御店主に事情を説明して勘弁してもらうつもりでしたが、無事に食べきれました。
私の周囲も塩分やカロリーを気にする方が多いので、人口高齢化対策も一理ありますが、個人的には、より窓口を広げるためではないかと思います。
本物の竹岡式はエアコン、パワステ、パワーウインドなしのMT車みたいなラーメンなんで、乗りこなせるドライバーは楽しいでしょうけど、一般向けとは言い難いので、広いニーズに応えるには、やはり、こうかな?とか思います。
グムカ・ミニチュア
が
しました