ワクワクしながらページを開くと、いきなり「言っとくけど、モトグッチ254はベネリ・クアトロと共に世界初の250㏄四気筒市販バイクなわけ。1970年代には未知の領域なのさ。だから、整備には約40点の専用工具と治具がいるんだわ。ちゃんと揃えてから作業を始めろや」とあって萎えまくり。
モトグッチ254専用工具・治具一式揃いとか、現在、地球上に何セット残っているんですかね?
ちなみにモトグッチ254の発売年は1977年。日本初の250㏄四気筒市販バイクは、1983年発売のスズキのGS250FWだから、6年も前に世に出ています。
空冷OHCエンジンのモトグッチ254に対して、GS250FWは水冷DOHCに進化し、信頼性も段違いでしたが、結局、空冷250㏄四気筒市販バイクは、国産4大メーカーは、どこも開発しなかったので、今でも唯一無二の存在となっています。
コメント
コメント一覧 (4)
グムカ・ミニチュア
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それしか手はなさそうですが、まさに盲亀浮木ですね。なんとか探し当てた隠居店主から「これがモトグッチ254用専用工具・治具一式じゃ」とか渡されて、帰国して調べたらベネリ304用だったとかもありそうです。
グムカ・ミニチュア
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なにか、きれいなオネーサンを並べて、やらずぶったくりで、客の顔色見ながら、どんどんハードルを上げていく怪しいお店みたいな感じです。
朗報を期待しております。
グムカ・ミニチュア
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そうも見えなくもないですが、1970年代半ば、安価で高性能な日本製バイクに圧倒されて、ベネリは倒産、モトグッチは風前の灯火状態だったところ、アルゼンチン出身の実業家アレハンドロ・デ・トマソが両社を買収し、小排気量多気筒バイクをいきなり開発したので、専用工具と治具が必要となったみたいです。長らくイタリアではデ・トマソの評価は散々でしたが、近年、ブランドを潰さずに存続させたということで、再評価されているそうです。
グムカ・ミニチュア
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