GUMKA工房記

模型の企画・設計とロシアのレッドアイアンモデルズの代理店をやっている「GUMKAミニチュア」の備忘録を兼ねたブログです。雨が降ると電車が止まるJR武蔵野線の新松戸と南流山駅の中間辺りに事務所はあります。近所に素材や塗料が揃う模型店がありません。最近、昔からやっている本屋が閉店しました。


 モデルアート様よりタンクモデリングガイド 第8巻「III号戦車の塗装とウェザリング 」の献本を頂戴しました。

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 線画イラストや四面図を使ったA型からN型までの変遷、ビジュアルでわかり易い軽戦車中隊の編成解説に加えて、本誌のメインである各ライターさんの作例は、塗装に課題を与えて仕上げてもらってあり、画一的でないため見応えあります。
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 以前のIV号戦車では短砲身と長砲身で分冊化しましたが、今回は一冊で全型を紹介しているので、よくぞコンパクトにまとめたなという感じです。深度スケールのあるIII号潜水戦車と砲塔からマストアンテナが突き出るIII号指揮戦車H型は、その出来上がったときの高さ故、ブログなどで個人の完成品をなかなか見ないだけに、こういう特集本の誌面で見せてもらえるのはありがたいです。 

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 事務所用に電子レンジを購入しました。基本的に食事は自宅で食べるし、お湯はガスコンロや電気ポットで沸かすので、これまでは必要性を感じなかったのですが、コロナ禍でテイクアウトする機会が増えて、あれば便利だなと感じてまして。

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 たまたま、温めと解凍機能しかない単純な機種の2019年式が格安だったので買いました。販売店は「年式遅れの東芝製」をPRしていましたが、御存知のように東芝の家電部門は「本丸が経営難なんじゃ。儲からん白物家電はブランドごと海外に売り飛ばしじゃ!」で2016年に中国家電大手企業のミディアグループ(美的集団)に売却されたため、価格の安さも含めて、そういう製品です。

 かつて某大手家電メーカーで基盤設計をしていたなんでも屋のチュウさん

「東芝は防衛庁(当時)にレーダーを納品していたんで、(その原理を応用している)初期の電子レンジは他社より優れていた」「分解して心臓部と回路を見たときは、こんな部品を(惜しげもなく)東芝は家電に使うのかと感動すらした」

「ただ、昔から東芝とシャープは技術屋の声が大き過ぎるから、使い勝手とデザインが悪くて説明書も文字が多く不親切でわかり辛い。使う側の視線が根本的に欠けてんの。当然、後発はそこを狙ってくる」

「大ヒットした後発他社の某製品は、ボタン位置とか使い易さが良く考えられてて、外装も高級感あるデザインで色使いも良くて、家電としての完成度が高かった」「説明書も使用者である主婦にわかり易いようにイラストを多用しており、レイアウトも考えられていた」

「でもね、たとえユーザーに優しくなくても、東芝の電子レンジは機能的には優れていたんだよ」

と熱く語っていましたが、そのなれの果てがこの格安電子レンジですから情けない。あと、当時、チュウさんが技術屋の発言力が大きいと指摘していた東芝の家電部門とシャープが両方とも国は違えど海外企業に売却されたのは興味深いです。

 東芝ブランドのミディアグループ製格安電子レンジ、耐久性に一抹の不安はあれど、これからは牛乳も簡単に温められるから、ロイヤル・ミルクティを飲もうと思えば、いつでも事務所で飲めるってことです(←たぶん、面倒くさがってやらない)



 電子レンジネタでもう一つ。1970年代末~80年代初頭、まだ出始めで価格が、当時に物価で約20万円もしていた某理系大学の方から聞いた話です。
 研究室に電子レンジ一台があれば、実験で泊まりになっても、いつでも温かい食事が食べられるんだよなと考え、丁度、彼の研究室は微生物や細菌を調べていたので、ものは試しと学校に「電子式土壌滅菌装置」として購入申請を出しました。

 申請書には担当教授のハンコが必要だったので、書類を見せると「この装置、なに?」と怪訝そうに尋ねられましたが、マイクロ波を照射して土中の細菌や微生物を滅菌する画期的な装置で、副次効果として冷めた弁当が温められ、冷凍食品を解凍できますと説明したら全て察し笑顔で押印してくれ、無事に予算がおりて、押印した教授も隣近所の研究室も重宝し、めでたしめでたしだったそう。さらに後日談で彼の卒業後も20年以上、その電子レンジは稼働していたとのこと。昔の国産家電は本当に丈夫です。



 先月、世界自然遺産登録される見通しとなった奄美大島・徳之島・沖縄本島北部・西表島ですが、2017年12月に忘年会旅行でその中の徳之島へ行きました。

 
小原の滝は、空港で入手した島の観光マップに載っていました。旅行前に買ったガイドブックには掲載されておらず、宿の方に伺うと島の南西部にある断崖絶壁から海に落ちる滝で、断崖全体が鍾乳石で絶景だけど、途中、崖をロープで降りねばならない難所とのこと。しかし気になったので近所まで行くだけは行ってみようとレンタカーのナビに「小原の滝」と入力して出掛けました。

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 島の周回道路から脇道に入るとあたり一面に収穫間近のサトウキビ畑が広がっており、その真ん中を車で走るので全員のテンションが一気に上がります。ナビの指示どおりに右左折を繰り返すと次第に道が細くなり、小さな集落の中に入る頃にはギリギリ車が通れる狭い道になり、端まで行ったら行き止まりでした。正確には未舗装の細い歩道?は続いていましたが、どうあっても車は通れません。
 実はレンタカーのナビが、かなり旧式で、小原の滝以外でも地名や店名を入力しても該当なしと表示されたり、バイパス道があるのに狭くて曲がりくねった旧道を案内したりと、いろいろなトラブルに遭遇するのですが、この時点では、まだ気付いていません。

 仕方なく戻ると集落の入り口付近でベトナムの指導者ホー・チ・ミンみたいなお爺さん(写真参照)がおり、こっちを見ていたので声を掛けました。
ホーチミン

「すいません、ちょっと道を教えて欲しいんですけど、小原の滝は、どう行けばいいですか?」

「アンタたちは観光客かい?なんで、こんな季節に?」

 本来、徳之島の観光シーズンはゴールデンウイークから10月頃までで、冬はオフシーズンのため、お爺さんが不思議がるのも当然です。

「この季節なら島中どこ行っても空いているし、忘年会旅行でのんびりしたかったんですよ」と説
明すると笑って、

「それはいいや。夏は忙しくて、みんながギスギスしてて嫌なもんだよ。●%▲@#$だ。小原の滝ってウトゥムジの滝だな。車で行くなら、この道を戻って…」

うん?なんか途中、聞き取れない言葉があったぞ?地元では小原の滝をウトゥムジの滝と呼ぶのか。

「ずっと行くと信号があるから、そこを右に曲がって真っ直ぐ行くと小原海岸の看板があって▲x#〇●=%で、□>▲#~vg●<○p●、▲#:〇M●~◆\+、そしたら、そこでまた聞けばいい」

 最初と最後以外が島言葉で名詞か動詞かの区別もつかず、もう一度、聞き返しましたが結果は同じでした。御礼を言って、とりあえず戻り、信号を右に曲がったら確かに看板はあったものの、結局はたどり着けず。そこでまた聞けばいいとは言われましたが、そもそも誰も歩いてないんでお手上げでした。

 島言葉、全然わからんぞと思っていましたが、2020年1月、緋寒桜を見に再び徳之島を訪れたとき、某飲食店でカウンター席に座ると女性店主が話し掛けてきました。

「お客さん、見ない顔だね。こんな
季節に観光?それともお仕事かな?」てな感じで会話が始まりまして。

 話が興じてくると次第に島言葉が入り始めたのですが、不思議と理解できます。以前のホー・チ・ミン爺さんとはえらい違いだなと思って、女将さんの言葉はわかり易いけど、年齢層によって島言葉は標準語化しているんですか?と小原の滝のエピソードを話したら、急に笑い始め

「種明かしをすると、私のしゃべりは標準語に雰囲気で通じそうな単語だけ入れる観光客向け島言葉よ。ほら、なんか知らない単語を聞くと旅してる感が出て、あー俺、今、離島に来てるってなるでしょう?」

「バリバリの島言葉を話したら、(観光客は)誰も付いてこれんから商売にならんもん。▲x#$〇●=%、@#:M●~◆ね。あはははは」

ある意味、この人はプロなんだなと感心しました。あなどれんぞ徳之島!


 それは2018年10月の出来事。いつものようにKH250のキックペダルを踏みましたが、いつもは一発~三発で始動するのに、この日は、いくらキックしても全くエンジンが掛からず。

 仕方なくGSX250Eで出掛けて、後日、調べてみるとプラグから火花が飛んでいません。「これは早めに冬眠させて直そう」と思い、それからGSX250Eを日常の足に使っていたら、セル付きでほぼメンテフリーだし、不安なく遠出もできるし、同じバイクに三台も乗っているから長所も弱点も知ってて乗り易いしで、ついつい放置してしまい、気付いたら3年。さすがに不味いだろうということでKH250の再起動編です。

 急にプラグが三本とも火花が飛ばなくなったので、真っ先に疑ったのがイギリス製のボイヤーフルトランジスター点火システムの故障でした。カワサキの純正仕様ではKH250はポイント点火ですが、私のはイギリスからの里帰り物だけあって、前オーナーがボイヤー点火システムに交換していました。

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 当時は、入手してからキャブレターのOHをするだけでエンジン始動したので「ボイヤー、言われているほど悪くないな」とお気楽にそのままにしてきましたが、最近の製品と見比べるとステータープレートにKH250のマーキングがなかったり、トランジスターボックスのシールが異なっていたりと、どうもかなり以前の製品のようです。
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 念のため、イグニッションコイルも抵抗値をテスターで計測したところ、左シリンダー用のコイルが死んでいました。ここでふと疑問がわいたのですが、KHの場合、三個のイグニッションコイルのうち、一個でも死んだら点火しなくなるのか?です。だとすると原因はボイヤーではありません。

 ただ私、電気系はさっぱりわからないので、カワサキ・トリプルの師匠、ジローさんに「点火システムをボイヤーに交換したKH250はイグニッションコイルが一個だけ死ぬと、三発全ての火が飛ばなくなりますか?」とSOSしたところ、「たしか三気筒同時爆発だったけど、(配線図を見ると)コイルが一個ダメになっても三発とも火が飛ばないことはない」とのことで、死んでいるイグニッションコイルを配線から外して二発で火花が飛ぶかチェックしてみて、飛んだら原因はボイヤーじゃないし、飛ばなければボイヤーの可能性が高いとアドバイスをいただきました。さっそくやってみたら、やはり二発にしても火花は飛ばず。ああ、これはボイヤーの死亡かなと。

 死んだイグニッションコイルとボイヤーとの因果関係ですが、不動になる直前、左シリンダー用キャブレターへの給油ホースに取り付けてある燃料フィルターに妙にガソリンが溜まっていたので、思えば、あのときからすでにコイルが死んでいて、二気筒で走っていたのかもしれません。

  


 飲食店のように休業要請や時短営業要請は出されていないものの、保証や給付金もなく、家でじっとしていたら生きていけない自営業なので、外出自粛とか言われても出掛けざるを得ないわけで。

 先日、千葉方面に行く用事があったので、昼食は穴川の「ラーメン つち家」に寄りました。新型コロナ禍で御無沙汰し、約1年ぶりの訪問でしたが、店内がリニューアルされて、すっかりキレイになっていました。

 800円のもやしそば(竹岡式ラーメンに炒めモヤシがトッピング)を注文し、プラス400円で半チャーシュー丼と餃子3個のセットにしました。竹岡式は千葉県の内房の御当地ラーメンで元祖の梅乃家は乾麺ですが、ここは生麺を使っており、厳格な竹岡式原理主義な方は「つち家は(生麵だから)竹岡式ではない」と言いますが、私は生麵でも乾麺でも美味しければOKです。
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 スープは真っ黒ですが、これは使用する醤油(富津市の宮醬油)の色で、見た目ほど濃い味ではなく、シャキシャキ感のある炒めモヤシと刻みタマネギがスープの旨味を一層引き立てていました。チャーシュー丼も相変わらず絶品でした。そして、つち家の餃子は、とにかく旨い!

 久々に堪能しましたが、以前は難なく食べられたのに、今回は
お腹が苦しかったです。悲しいかな年のようです。


レッドアイアン初のインジェクションキットである「1/24 人工衛星スプートニク1号」が入荷しました。
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 ランナーは1枚でエッチングと真鍮線がセットされています。説明書はペラ紙一枚とかではなく、紙質の良い冊子です。下記のグムカ製品取扱いの模型店にて 税込1980円 絶賛販売中です。
 *商品の在庫状況につきましては、各店に直接お問い合わせください。

近所に販売店がない方は、弊社直販サイトをご利用ください。


*価格が異なる同一商品が量販店や大手通販会社などで流通しており、しばしば、お問い合わせをいただきますが、値付けの間違いとか転売とかではなく、別の輸入業者が扱っている並行輸入商品でございます。

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